庫裏「香積院」

禅院の庫裏(くり)に多い切妻妻入で、大きい破風や壁面が特に印象的です。
方丈と接続しており、香積院と号し、文化四年(1807)の建立と伝わっています。正面向かって左側にある大玄関は、明治十六年(1883)に二世国師の五百年遠忌に際して設けられたもので、それまでは韋駄天(いだてん)を祀る室であったと考えられています。バランスの良い立面を持つ相国寺の庫裏は、五山の大型庫裏の遺構として、歴史にも貴重なものです。
平成十九年(2007)に京都府指定有形文化財となりました。