勅 使 門

禅宗の大寺院には正面に総門と並んでもう一つの門を造る例が多いのですが、この勅使門(ちょくしもん)もそうした一つで、総門の西にこれと並んで立っています。総門が日常の通用門であるのに対して、平常は閉じられ、勅使門あるいは御幸門とよばれています。そのことからもわかるように特殊な門で、その後方(北側)には少しクランク型に屈折して石橋のかかった放生池に続いています。天明の大火を免れたと伝えられ、慶長頃の再建と考えられています。  平成十六年(2004)九月二十一日修復落慶法要が営まれ、平成十九年(2007)には京都府指定有形文化財となりました。