櫟 樫

金閣寺が現在のような伽藍配置に再整備されたのは、江戸時代初期です。
この櫟樫(イチイガシ)は、その頃に殖栽されたものか、あるいは既に成木となっていたものが残されたのかのいずれかであると思われています。
櫟樫は照葉樹林を構成する常緑高木の一つで、日本では本州(関東南部以西)四国・九州に分布していますが現在京都周辺ではあまりみられません。
京都に残る櫟樫の巨木として貴重であり、昭和58年6月1日京都市指定天然記念物に指定されています。